湘南仕事人 #001 介護職 赤間 貴行さん

ご高齢者に若いエネルギーや元気をあげたい。
湘南で活躍する仕事人をリレーでつなぐ企画「湘南仕事人」。記念すべき一発目は、ネガティブなイメージ「汚い」「キツい」お仕事でもある「介護職」を凛とした姿で第一線で活躍する「赤間 貴行さん」にインタビューしてみました。そこには、人とのふれあいで成り立つアットホームな現場の姿がありました。優しさと強さを持つ赤間さんの人間力を感じてみてください。

赤間さんが活躍する職場 特別養護老人ホーム「和みの園」
湘南仕事人インタビュー #001 介護職 赤間 貴行さん
UMIROGI ……….Q1 )
介護職について何年目ですか?
大学卒業後、経理の仕事をやっていたのですが、人と接することが好きだったので、思い切って1年後に介護職を選びました。
UMIROGI ……….Q2 )
どこで介護というキーワードがでてきたのですか?
子供も好きだったので、保育も考えていたのですが、需要があまりなく資格や経験がなくても、やる気さえあれば誰でも働けるということで介護を選んだのですが、やってみると、思いのほか、自分にあっていました。
UMIROGI ……….Q3 )
介護職は理想と現実がかなり大きいと思いますが、実際、やってみていかがでしたか?
入る前は、介護職によくないイメージをもっていましたが、実際入ってみるとそんなことなくて、今の若い世代の人が思っているとは全然違うのかなとは思います。
ずっと人と一緒にいる仕事だから、感謝された時は本当にやりがいを感じます。
直接、その人の生活のお手伝いさせてもらっているというは、自分の人生のよい経験にもなります。
やっているうちに、汚い、キツい、という考えは自然となくなっていました。
UMIROGI ……….Q4 )
幼少期も含め、自分の成長過程のなかでご高齢者と触れ合ってきたのですか?
僕は、多かったですね。祖父母の家が隣同士にあったので、庭のお手伝いや土いじりをして遊んでもらっていました。
そういう経験があったからこそ、介護にもすっとなじめたのかなという気がします。
UMIROGI ……….Q5 )
自身の両親と現場でふれあっているご高齢者と違いはありますか?
自分の両親が歳をとって、介護が必要になった時に、自分で介護してあげれるように、普段からご高齢者と接しています。
自分の親だと思ってやっており、自分のやっている介護は相手が心地よいのか?を常に考えて愛情を持って接してあげれればと思っています。
あとは、自分の若いエネルギーや元気を分けてあげられるように心がけています。

自分の親だと思って高齢者と接しています。
UMIROGI ……….Q6 )
和みの園の施設の特徴は何かありますか?
施設自体が地域密着型なので、地域の方がいろいろ来てくださり、仕事を通して交流があるので自然と和が広がっていきます。
UMIROGI ……….Q7 )
他の施設と「和みの園」の違いはありますか?
他の施設は病院っぽくて、アットホームな感じを得ることができませんでした。それに比べて「和みの園」は職員同士やご高齢者の接し方が家族みたいな感じなので、そこが一番大きな違いだと思います。

「和みの園」は職員同士や高齢者の接し方がまるで家族みたい。
UMIROGI ……….Q8 )
認知症の入居者さまとのコミュニケーションはどうやってますか?
人生の先輩に対して失礼な言い方かもしれませんが、認知症の方でも「守ってあげたい」という感じになります。
優しさを持って接してあげれれば、誠意は伝わりますので、認知症 = 大変 にはならないですね。
UMIROGI ……….Q9 )
夜勤などフルタイムで大変な介護職と思いますが、息抜きはどうやってますか?
休みの日は、外に出かけるのが好きなので、湘南近辺を探索しています。鎌倉の歴史的建造物や海や自然がたくさんありので楽しいですね。
職場の仲間とサーフィンや釣りに行ったりもしています。

職場の同志たち。信頼できるみんながいるからここまでやってこれた。
特別養護老人ホーム和みの園
- 神奈川県横浜市戸塚区東俣野町1705
- 045-851-0753
- http://nagominosono.jp/
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