葉山に移り住んだアーティストYumi Yamada “海との時空”

[夏目の部屋 #001 サーフアーティスト YUMI YAMADA]
サーフアートをこよなく愛し、美術、旅、世界のアート文化に造詣が深い、アートキュレーター・フリーライター 『夏目 春菜』 が今、気になる人をインタビューしていく UMIROGI 企画第一弾。記念すべき1回目は、日本のサーフアーティストとして、いろいろな世界から注目を集める YUMI YAMADA 氏 のインタビュー。彼女のこれまでのストーリーと作品の背景、湘南での生活をヒモ解いていく内容は要チェックです。
アートが大好きな私ですが、プレゼントとしてもらったことは初めて。
その作品に心奪われ、私の働いていたGREENROOM GALLERYでも展示したく、オファーし出会うことになる。Yumiさんの作品に心奪われるのは女性だけではなく、男性も多い。
色使いのセンス、優しくゆったりとした海辺を絵描くタッチは、Yumiさん独特なセンスなのだと思う。
7年前に外苑前にあるOn Sundaysでカリフォルニアのアーティストである、Andy Daivis(アンディデービス)、Tyler Warren(タイラー・ウォーレン)の作品展示を見て、都会の中心でサーフアートに触れ、彼らの作品はシンプルな画風や描き方なのだが、海の潮風や香り、太陽の暑さ、波乗りの気持ち良さが伝わり、サーフアートを始めたきっかけとなる。
海好きのYumiさんは、元々ダイビングのインストラクターをしていた。
Yumiさんの作品には、海の上、砂浜の上だけではなく、水の中も描くシーンがある。海のどんなシーンもYumiさんは好きなのだ。
葉山に移住したことで、より海と心の距離が近くなり、それは作品に現れている。アーティストは私生活と作品がリンクするので、面白いなといつも思う。
きっとそれは昔の世界的に有名な画家たちもそうだ。
作風は変わりつつあるので、それがアーティストの魅力となる。自分の好きな海辺に住むことで、今まで遠方より足を運んで行っていたのとは違うことを感じる。
Yumiさんは海はもちろん好きだが、それだけでなく、地球上の自然が好きで、植物、月、夜空、太陽、動物など作風に登場する。Yumiさんの作品を見て、心を動かされる秘訣はそこにあるのだと思う。
ここ最近のYumiさんの活動は、大きな壁画、ライブペイント、ワークショップ、ブランドとのデザインなども多い。自身も日本各地、世界各地での展示を視野に入れている。
葉山に引っ越したことで、よりアーティスト活動にも集中でき、これからの作品も活動も益々注目したい。
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