自分を表現できる辻堂だから生まれた「コーヒーとクラフトジン専門店」

暮らし

辻堂駅から海側に向かって徒歩で約15分。海からの潮風が穏やかに流れる、藤沢市辻堂の浜見山交差点の一角にコーヒーとクラフトジンの専門店「cafe&gin mono」はある。

cafe&gin monoは2020年9月に、バリスタの吉田匡(ただし)さんとかなこさんご夫妻が開店した、こだわりのコーヒーとクラフトジンを提供するカフェだ。

コーヒーは、産地や焙煎度合いで選べるハンドドリップ、世界大会レベルのフリーポアラテなど自家焙煎珈琲を丁寧に入れて提供。クラフトジンは、世界各地の160種類以上ものラインアップを取り揃えており、コーヒーと組み合わせたコーヒーカクテル、カフェごはんやスイーツも楽しめる。

吉田さんご夫妻は、仕事の関係でそれぞれ2014年、2015年に辻堂に移住し、辻堂で出会って一緒になり、辻堂に魅せられてcafe&gin monoを開店した。今回はお二人に、cafe&gin monoのこと、湘南辻堂の魅力、湘南辻堂で実現したい夢についてお伺いした。


吉田さんご夫妻:(左)吉田かなこさん(右)吉田匡(ただし)さん

cafe&gin monoのこと

コバルトブルーの壁と木のテーブル。アメリカ西海岸と北欧の雰囲気を合わせたような、カッコつけないかっこよさと優しいぬくもりを感じる店内。爽やかな笑顔で出迎えてくれる吉田さんご夫婦。cafe&gin monoは湘南辻堂の雰囲気にとても良く馴染んでいる。

匡さんは10年以上バリスタとして働いているが、バリスタとしてお酒の勉強をしているうちにジンの魅力にハマったという。カフェでジンを提供しようと思ったのは、「(ジンが好きなら)それも仕事にしたらいいんじゃない?」というかなこさんの一言がきっかけだった。

ジンはジュニパーベリーという実の香りをつけた度数の高いお酒だが、それ以外の香り付けを実は比較的自由にできる。花や果物、スパイスなど本当に様々な香りがあり、好みに合わせて選べる。

「コーヒーの味わいや香りはとても繊細なので、感じ方は人それぞれ。それに対して、ジンはオレンジの香りがすればオレンジ、薔薇の香りがすれば薔薇、レモングラスの香りならレモングラス…のように実際に香りのする植物が素材として使われているので、コーヒーより味の違いが分かりやすく、共有がしやすいんです。」と吉田さんは言う。

もちろんコーヒーにもこだわっている。匡さんが作ってくれたカフェラテは、これまでに飲んだことがないような鼻に抜ける風味、フルーティーでミルクの甘みをとても感じ、ここ最近飲んだカフェラテの中で一番美味しかった。


カフェラテ ¥500
エチオピア産のコーヒー豆をミルクに合わせて中深煎りで焙煎。苦味を抑え、フルーティーさとミルクの甘みを引き出している。

アイリッシュ”ジン”コーヒー ¥950
ジンが入ってるとは思えないほどアルコール感を感じず、コーヒーとのバランスでオレンジの風味を感じる。

固めプリン ¥500
昔懐かしい固めのプリン。卵の甘みをしっかり感じる、コーヒーの味わいを引き立てる優しいまろやかさ。

湘南辻堂での暮らしのこと

そんなこだわりの詰まったcafe&gin monoを吉田さんご夫妻が開店したのは、湘南辻堂に住んだことがきっかけだったそうだ。

これまでずっとバリスタとしてカフェで働き、誰かの下で働くというスタンスだった匡さん。辻堂で暮らし始めて、辻堂にはアクセサリーや革小物など、ものづくりを生業にしている人やこだわりのお店を営む人、など個性あふれる人々が多いことに気づいたという。しかも、それを前向きに受け入れる人が多いことも。

「このあたりは昔から住んでいる方もいらっしゃいますが、移住してくる方がとても多いんです。仕事は都内でプライベートはゆっくり過ごしたいといった、オンオフはっきりしている方が多い印象。だからこそ周りの目を気にしたり、無理やり自分の好みを他人に押し付けることもなく、マイペースに自分の感性を大切に暮らしている人が多いんでしょうね。」と匡さん。そういう辻堂の空気感から、「自分を表現する場を作りたい」と思えるようになったという。

「たまたま仕事で引っ越してきたんですけど、とても空気感がしっくり来て、自然に馴染めたんです。辻堂の空気感に馴染む中で、もっと面白いことをやっていいし、自由にしていいんだという感覚に自然となっていった感じ。とても不思議なんですが、なんとなく『ここなら住めるな』って思ったんです。」とかなこさん。辻堂に移住しなかったら、自分たちでカフェを開くことはなかったかも知れない。

これからの夢のこと


店内入り口すぐ横に大きな焙煎機がある。
cafe&gin monoでは、この焙煎機をシェアして使う「シェアローストサービス」を始めようと準備を進めている。ゆくゆくシェアローストサービスをすることを初めから念頭に入れていたため、電気式を採用して、タブレットを使って細かい設定ができるようにしている。

個人店で焙煎機を設置するのは場所的にも資金的にも難しいが、自分たちの好みに焙煎すれば味に個性を出せる。「このシェアローストサービスを通して、湘南のコーヒー屋さんが個性豊かで、面白い店がどんどん増えて、辻堂を『コーヒー巡りが楽しい街』にできたら嬉しい。」と匡さんは語ってくれた。

まずは周りのカフェの方やイベントのときに自分で焼いた豆を使いたいという方向けにサービスを展開していく予定で、ゆくゆくは一般の方にも広げていきたいとのこと。

吉田さんご夫婦は開店する当初から、cafe&gin monoを「人が集まる場所」にしたかったという。

「人が集まるのは、人それぞれ様々な理由があると思うんですけど、その理由をこちらで用意してあげる必要があるなと思っています。それがジンだったり、ご飯だったり、スイーツだったり、コーヒーだったり、シェアローストサービスだったり。常にお店に店員ではない誰かがいる状態を作っていきたいです。」

吉田さんご夫妻は湘南辻堂の空気感に惹かれてcafe&gin monoを開店したということだが、いつの間にかcafe&gin mono自体が湘南辻堂の空気感を作る存在になっているのだな、と今回取材をして感じた。

間違いなく私自身、これからこの店の常連になるだろうし、この店がこれから湘南辻堂の空気感を作っていく過程がとても楽しみだ。

「cafe&gin mono」
https://www.cafeginmono.com/
場所:〒251-0047 神奈川県藤沢市辻堂5-20-19日総浜見マンション106
営業時間:10:00AM -10:00PM
定休日:水曜日
TEL:0466-47-6251
「藤沢市消防局 辻堂出張所」北側、52番の駐車場利用可能(1台分)
※藤沢市が「まん延防止等重点措置区域」になったため、5/12(水)からクラフトジンやカクテルの提供は終日停止し、営業時間も短縮されています。最新情報は以下SNSにてご確認ください。
Instagram:https://instagram.com/cafeginmono?igshid=x3l6unfenr0a
facebook:https://www.facebook.com/cafeginmono/

 

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osakorie

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湘南に暮らしはじめて3年。休日は海までジョギング、山にハイキング、湘南の新鮮な魚介や野菜と、いつの間にか湘南のとりこに❤ 湘南の魅力を発信していきます!

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