茅ヶ崎サーフショップ「The area 51」オーナー川高利洋 氏とサーフィン

茅ヶ崎市汐見台「The area 51」。湘南の中でも人気のサーフスポットの「クソ下」と呼ばれる場所のほど近くにサーフショップ「The area 51」がある。ショップの前にはサーファーたちがウエットスーツのままビールを片手にご機嫌に座っている。その輪の真ん中に「The area 51」のオーナー・川高利洋がいる。
「なぜ、この場所にショップをオープンしたのか。」すべては、タイミングだった。
茅ヶ崎でお店を出すなら、絶対にこの場所、と決めていた。そんな時、ショールームとして使われていたこの場所に空きが出るという話がきた。このタイミングを逃したら、次はないと思った。全く準備は出来ていなかったが、やります!と答えた。そして、サーフショップ「The area 51」が始まった。
サーフィンを始めたきっかけは?
サーフィンを始めたきっかけは、友人に、道具を全部あげるから、一緒に行かないか、と言われた事だった。それまで、サーフィンを一度もやったことがなかったし、興味もなかった。立つことすらできなかったが、楽しくて、自分でも不思議に思った。何かにとりつかれたように、そこからサーフィンにのめりこんでいった。
気づいたら、毎週日曜、始発の電車で海に通っていた。初めは、電車サーファーだった。
サーフショップを初めたきっかけは?
たまたま高校時代に友人に連れて行かれたサーフショップ。その当時の日本のサーフボードの4大メーカーの一つで、そこの工場でバイトしないか、と声がかかったのがきっかけだった。
ものを作るのが好きだったので、波が無ければ高校が終わってすぐ工場に行って、夜中まで作業を見て学んだ。そして、そのままそこのサーフボードメーカーに就職となる。
そのメーカーでサーフボードを作ったり、セールスもした。
なんで、サーフィンなんだろ、どうしてサーフィンなんだろう。とずっと思っていた。それほどまでに、サーフィンに没頭していく自分がいたという。
そのサーフィンを始めたきっかけをくれた友人の名前はあじきさんという。
彼が自分のサーフィンのルーツなのでサーフボードのモデル名にAJIKIと付けた。
あとは、自分のルーツの母親の日本舞踊の名取で名前を持っていたのでNENEKAと付けた。
二つの名前とも、自分のルーツ。「シェイパーKAWATAKA」
シェイパーとして、一番に考えていること。
それは、乗る人の事を第一に考えて作っている。
自分がその人になった気持ちでその人にの感覚に合わせて作っている。
その人が楽しく波に乗れればいいなと思ってボードを作っている。
自分の色んな考えはすべて捨ててそのボードに乗る人の事だけを考える。
と同時に約30年のキャリアを持つリペアの腕前で、ハイクオリティな仕上がりのサーフボードリペアへの評価は高く、関東圏はもとより、全国から依頼が来ることもある。
「湘南に住むということ」
湘南に住む魅力は、海が近くにあるということが魅力ではある。
海の近くに住んで25年経つので海があることが当たり前になりすぎている自分がいる。
でも、ビーチフロントはずっと憧れの場所であったから、その特別感のある気持ちは忘れないでいようと思っている。
そして、茅ヶ崎でサーフィンができる楽しさが幸せなんだな、と思う。
当たり前の光景が当たり前ではなく幸せに感じれるように生活をしていきたい。
湘南には、海好きが集まっている。
好きな人が集まっているから仲良くなるのも早い。
これから湘南に移住してサーフィンやりたい方へメッセージ。
ある意味、湘南は、下町みたいなイメージもある。
犯罪も少ない気がする。
まわり近所に誰が住んでるかわかる。
昔ながらの感じが残っている気がする。
子育てにもとてもいい環境である。
怒ってくれるおじさんがいたりする。
キッズサーファーにもみんなまわりの大人が気をつけて見守っている。
川高利洋の今後の展望
365日夏休み。
そんなことができたらいいなって思うけれども、とにかくサーフィンを続けていきたい!
それだけである。
この湘南で生涯ずっと続けていきたい。
The area 51 サーフショップ
- 〒253-0033 神奈川県茅ヶ崎市 汐見台2-32 1F
- 0467-82-5334
- 火水木金 13:00〜19:00 土日祝 10:00〜19:00
- http://www.thearea51jp.com
最新情報をお届けします
Twitter で湘南移住応援サイト UMIROGI ウミロギをフォローしよう!
Follow @umirogi